形や模様で覚える素数大富豪
この記事は 素数大富豪 Advent Calendar 2017 - Adventar の18日目の記事です。
昨日はキグロさんの素数大富豪におけるチーム戦の可能性でした。
こんにちは、はなぶさんです。
そすーだいふごーたのしんでいますか?
私が素数大富豪を始めたのが去年の10月に開催されたMATH POWER 2016の素数大富豪大会でした。スタッフの方にルールを教えてもらい実際に遊んでみるとめちゃくちゃ面白くて、合成数出しを成功した時の快感*1や賭けで出した数が素数*2だった時の喜びは今でも忘れることはありません。
さて、そんな素数大富豪にはどハマりした私ですが始めた頃はなかなか素数が覚えられませんでした。2枚出しは覚えたけど3枚以上出されると分からない。なにか素数の覚えられるいい方法はないかと思い、自分なりに考えたのがタイトルにもなっている「形や模様で覚える」といった方法になります。
今日は形や模様の作り方と見つけたものをご紹介したいと思います。
作り方
まず、模様を作るためにこんな表を使います。
この表の左の列に何か数字を入れて、その数と一列目にある1, 3, 7, 9をくっつけて数の表を作ります。例えば左の列に22, 44, 66, 88を入れるとこんな感じになります。
そしてできた数の表をみて素数の部分に色を塗ります。
色を塗った数の表をみると443を除くとかぎかっこ(「」)を縦にしたような形が出てきました。え、かぎかっこには見えない?そんなことはないさ。
このように
- 左の列に覚えやすい数字の列を入れて数の表を作る
- 素数の部分に色を塗る
- 都合のいいように色を取り除いて形や模様をつくる
といった流れで形や模様を作ります。3つめの「都合のように色を取り除く」というのは少しずるい気もしますが「効率よくなるべく多くの素数を覚える」といったことを目的としているのであんまり気にしない方向でいきたいと思います。
見つけた形や模様
ここからは見つけた模様をいくつかご紹介します。
同一桁偶数3枚型 ・・・ギザギザ
こんくらいなら普通に覚えてもいいのでは?って気もします。
連続偶数3枚型 ・・・ 逆アルファ
一桁の偶数(2, 4, 6, 8)を降順に3枚並べるとこのような形になります。これは偶数を大量に消費できるので割と使っています。
Q + (2 ,3, 8, 9) 型 ・・・ 一松模様
2, 3, 8, 9といえば2枚出しでJと一緒に使える数ですよね。Qを先頭にして組み合わせると一松模様ができます。
さらにQと2,3,8,9を並び替えてできる素数を違う色で塗ると対称的な模様ができます。
というわけで模様で覚える素数大富豪でした。今回使ったこの表の1行目にある数字は1, 3, 7, 9のみでしたがJ, Kをつけて表を作っても全然問題ないです。また面白い模様が見つかったらこのブログに載せたいと思います。
皆さんも面白い形や模様を見つけてみてくださいね。
明日の素数大富豪アドベントカレンダーはもりしーさんの「1発上がりのロマンを求めて/素数大富豪との出会いと今、そしてこれから」です。お楽しみに!
きょーはこのへんで。